ドタバタな恋模様

唐突に落っこちた深い深い沼

都心のオアシス

シアタークリエ

「創造」という名の劇場。日比谷、有楽町、銀座から徒歩数分。都心のオアシス。贅沢で、濃密な時間。

 

この劇場は非常に閉鎖的だと思う。一度足を踏み入れたら外との関わりを完全に遮断されてしまうから。*1決して多いとは言えない座席数。あらゆる手を尽くして「見る権利」を手に入れたファンだけが集まるのだ。そのためだろうか。劇場の中はひどく空気が重い。

 

 

ラウちゃんを応援し始めて、初めての春。わたしは現場迷子に陥っていた。この春はセクシー兄さんの横アリ公演にいると思っていたから。そちらの様子が何やらおかしいと聞いたとき、まさかクリエじゃないよね…?と心配になった。嫌な予感は的中。ハイBバブルが起きている今、あんなところには行きたくないと、正直なところ思っていた。

わたしにとってのシアタークリエは全てが松村北斗くんで構成されている。辛いことも嬉しいことも、シアタークリエと松村北斗くんは共にあった。色々な思いが詰まりすぎた場所。その場所に、一番好きな子を見るために通う日々がこんなにも早く来るなんて。心の準備ができていなかった。

わたしはあの劇場が好きだ。狭いから、近いから、だけではなく、あの劇場だからこそ許されることがあるから。閉鎖的だからこそ、そこには出演者とそのファンだけが、わりと細かい目の篩をかけられたファンだけが集まる。いつもはできない内輪ネタも、完成していないパフォーマンスも、唯一許される場所。等身大のあの子たちを見られる場所。

 

 

バックダンサーとしてそこにいるラウちゃんも、やっぱりいつもよりも素に近い等身大のラウちゃんだったように思う。

4/30は歌舞伎に出演している4人がいないから、ジュニアBoysで一番になれた日。*2どういう経緯であの日だけ歌舞伎組がいなかったのか分からないけれど、ラウちゃんの緊張から推し量るに直前に決まったことのように思う。とは言っても、ジャニーズJr.の直前が3日前なのか前日なのか当日なのか、についても不明である。

次に見たのは5/3夜公演。ラウちゃんはそれはそれはとても弾けていた。4/30に見たものとは別物なのではないかと思ってしまうほどに。仲の良い仲間たちとふざけたり笑いあったり。その合間で自分のファンにはにかみながら手を振ったり。自分のファンには照れながら手を振るのに、それ以外にはドヤ顔で手を振っているところが可愛い。どれも等身大のラウちゃんのように思う。

今回の公演には、ジャニーズJr.だから選ばれたものと村上真都ラウールだから選ばれたもの、があったのではないだろうか。今のわたしにはどちらも大切で、どちらが良くて、どちらが悪いということはない。それでも村上真都ラウールだから選ばれたものは特別だった。ラウちゃんがラウちゃんだから勝ち取れるものを、この先もなるべく近いところで見続けたいと思った。

 

この時期が終わるといつも思う。あの場所はまさに都心のオアシス。今年の春もシアタークリエには贅沢で濃密な時間が流れていた。

*1:窓も電波もない。

*2:そう、ラウちゃんはそのギリギリのラインにいる。超えられそうで超えられない壁。ラウちゃんの立ち位置を1.5軍と呼んでいる。1軍がどの子たちなのかは聞かないでほしい。